私たちの強み

Concept

私たちは賃金総合コンサルティングに専業特化し、
賃金・人事制度における中堅・中小企業様の課題解決に向けた
本物のサービスを提供することをお約束します。

Point 1

シンプルでわかりやい、実践的で使いやすい!
貴社にピッタリの賃金制度をズバリご提案

空理空論を廃し、中小企業の賃金制度の見直し・改革を提案する実務コンサルティングを行います。
賞与、退職金、役員報酬・人事評価についても最適な提案をいたします。
制度移行、従業員への説明、法律問題の解決などきめ細かな実務指導が強みです。

Point 2

豊富な他社事例と足で集めた賃金データに基づく
確かな裏付けのあるご提案
本やセミナーで語られる既存の制度ではありません!

福田事務所は主に社員100名以上の企業様を中心に全国300社以上の支援実績があります。
他社はどうしているのか?難問をどのように乗り越えたのか?など豊富な他社事例をを有しています。
また、生の賃金データから作成した賃金統計をもとに、どこにもない説得力のある提案を強みとしています。

Point 3

上場準備中・上場企業様にもバッチリご対応!
高難度の労務・法務問題における解決支援

労務・法務面での法改正情報をキャッチアップをして、諸規程・契約書の作成・メンテナンスをサポートします。また、タイプの異なる各種専門家と密に提携し、お客様に最適なリーガルサービスを提供します。

Profile

事務所代表紹介

福田秀樹(ふくだ ひでき)

社長の労務顧問 人事給与コンサルタント

福田式賃金管理事務所・株式会社福田式経営研究所所長

社会人になった平成9年は不況のど真ん中。わずかなサラリーマン経験を経て、20代でコンサルタントを志し、カバン持ちもしながら、社労士事務所を開業登録。なぜか、“リストラ仕事”が中心で修羅場を数多く経験。逃げも隠れもできないオーナー社長の孤独と苦悩、会社は稼いでナンボの世界を思い知る。 縁と運があって、約20年間で、300社以上の人事給与コンサルに関与。継続関与先は百数十社にのぼり、上場企業を含め、優良なクライアントに恵まれる。最近のコンサルテーマは限定的ジョブ型雇用制度、定着育成のための評価制度等、人件費計画作成等、中堅・中小企業の人事諸制度全般に広がっている。

Books

著書

社員をやる気にさせたければその人事給与制度をやめなさい

増補改訂版 監督官がやってくる!単行本(ソフトカバー)

はじめての就業規則100問100答 (アスカビジネス)

小さな会社のための人があつまる勤続重視ジョブ型給与制度の作り方(自由国民社)

History

人事問題を給与制度で紐解くコンサルティングが生まれた背景

デフレ不況の真っ只中のリストラ支援

 平成9年、デフレ不況の真っ只中で某一部上場企業に就職します。しかし、適性を欠き、また、大企業の組織にも馴染めず早期に退職してしまいます。なんとか逆転しよう、そうだ資格だ!と思い立ち、税理士試験・司法試験などに挑戦していきます。

しかし、結局、大原簿記学校と伊藤塾にお金を払っただけであえなく挫折します。やけくそで勉強した社会保険労務士にたまたま合格した事が、この分野に進み始めるきっかけとなります。当時スキル不足でしたが、経営コンサルタントの先生の仕事の雑務のお手伝いさせていただく機会を得たことも幸運でした。

 コンサルタントといっても、当時の仕事は成果主義賃金への移行(実質人件費削減)、退職金減額、希望退職・整理解雇など、要するに誰もやりたくない「リストラ支援」が中心でした。
労働組合との深夜に及ぶ団体交渉の同席、罵声の飛ぶ社員説明会、社長の夜逃げ・倒産に遭遇するなど、過度なストレスを抱える仕事が複数ありました。リストラの個人面談で社員がショックで気絶したこともありましたし、クライアント企業に駐車していた私の車のミラーが割られていたこともありました。そんな中で何よりも悔しかったのが、会社がピンチに陥ったときに、今なら退職金にありつけると思ったのか、古参の役員・幹部がこぞって逃げ出したことです。

当時、凄まじい労働時間で働いていたため心身ともにストレスがかかり、30歳過ぎの約1年間で髪の毛が半分、白髪になりました。また不摂生もあり体重も10キロ増えてしまいました。
 こんな割の合わない仕事はない、こんな仕事はさっさとやめよう、これが当時の偽らざる心境でした。

すべて空理空論、在来の給与制度は使えない

 現場ではとにかく打ちのめされることのほうが多かったです。もっと力をつけるために「勉強」しないといけないという想いが強く、MBAの学校にも行ったりしました。でも、このような知識は現場では全く歯が立たないことを思い知らされます。

 プロジェクト的なコンサルティング業務は心身ともに疲弊するので、徐々に社会保険労務士としての事務手続、給与計算業務、労務相談の顧問契約もいただくようにしました。社会保険労務士としてのアウトソーシングの仕事も積極的に行い、スタッフも雇用し、自社の経営基盤を整えていきました。結果として「人事給与問題のコンサルティング&給与アウトソーシング」という事業ドメインが形成されていきます。激流の川下りのような仕事をする毎日の中で方向性が決まったことは、心の安定にもつながりました。また、たくさんの日々の現場のケーススタディを収集し、解決し、ノウハウ化するためには好都合なビジネスモデルとして機能していくことになります。

 リストラ仕事もいったん収まり、前向きな経営課題の解決、組織の士気を高め成長させるという仕事のニーズが増え、業績の良いクライアントとのご縁も徐々にいただくようになりました。そのような中で、人事給与の分野を語る論者は多いものの、本当に現場を知り、有効な指導経験のある方は極めて少ないのではないか?という疑問が沸き起こります。専門家といわれる方の意見を聞いても中小企業経営の実態、社長の苦悩や本音、切れば血が出るようなケーススタディという裏付けがないのです。

 「人事給与に関しては世の中の定説、在来の給与制度・評価制度の常識はもう使えない」
それが確信にも至るようになりました。

暗中模索と対話の反復連打

 目の前の経営者の声に耳を傾け、経営者の想いをカタチにしていく。経営者の想いが不明瞭であれば、数多くの引き出しから仮説をぶつけて対話し、カタチにしていく。そんな生々しく、答えのない暗中模索ともいえる反復連打の日々を送ることになります。

 そんなある日、ある業界団体で講師を務めたセミナー終了後、その業界でも超有名な3代目社長から「先生のやり方でウチの人事制度を指導してほしい」と依頼されました。地元でも有名な社員200名の優良企業。そのときの魂が震える感動と「これでいいのだ!」という安堵感は今でも忘れることができません。

 もっとも、昨今では若年労働力不足、スタグフレーション、最低賃金の上昇・初任給の高騰、ジョブ型雇用制度の機運など新たな課題に直面しており、探究に終わりはありません。

ケーススタディの生き字引を目指して20年が経過

 何をしてもうまくいかない時代にたまたま取得した社会保険労務士。人事給与問題のコンサルティング&給与アウトソーシングという事業ドメインはキャリア形成の過程で偶然決まりました。開業当初からの志でこうなったわけではないので、20年以上の継続した一点集中のためには忍耐が必要であったことも事実です。人事給与問題は使用者にとっては限られた人件費の配分の問題、社員にとっては命の次に大切な生活費の問題です。ですので、難しく、生々しく、現実的で、マニアックで、多様で、極めて細かく、ときに後ろ向きで、理想論のみでは語れず、決してきれいなものではありません。真の当事者でなければ、誰も好んでは首をつっこみたくない分野なのです。

 しかし、今ではお陰さまで優秀なスタッフに恵まれ、優良なクライアントに恵まれて経営をさせていただいています。継続的にお付き合いするクライアントは上場企業を含め中堅企業を中心に百数十社にのぼり、ご支援させていただいた企業は全国300社以上となりました。

 ケーススタディの生き字引を目指し、空理空論を廃し、ときに野蛮なところもありますが、実践主義に徹し、会社毎の固有の問題を、固有の解決策とプログラムで継続的に支援することを重視してきました。

 その結果、「もっと早く福田さんのところに相談したかった」「こういうことを相談できるのはアンタのとこだけや」「いつも明快かつ的確」とお褒めの言葉もいただけるようになったのです。

 もっとも、この実績も超一流・業界の第一人者の先生方とのご縁なくして成り立つものではありませんでした。特に運の良かったのは無我夢中であった20代~30代前半からその陶酔を受けることができたことです。

 カネダ総合研究所の兼田正広先生、北見式賃金研究所の北見昌朗先生、アイ・シー・オーコンサルティングの井上和弘先生、河合コンサルティング 河合克彦先生、臥龍こと角田識之先生。そして、既に鬼籍に入られました福島 丞先生。その他数多くの先生方からの学びを得ました。すべて力になっています。感謝しかありません。

 資源のない日本は経済がダメになると思います。経済が縮小すればとても4500万人の高齢者を養っていけず、教育、軍事も成り立っていきません。だから、企業は稼いでナンボです。きれいごとや体裁の問題では一切ありません。 これからも心臓の鼓動が鳴り止むまで、優勝劣敗の経済戦争の真っ只中で戦う中小企業の「稼ぐ会社づくり」を通じて、社会、顧客、そこに集う社員の物心両面の満足への貢献に邁進する所存です。皆様今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

福田式賃金管理事務所/株式会社福田式経営研究所所長

福田 秀樹

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