出産育児一時金 2023年4月から50万円に変更予定

出産育児一時金は、被保険者及びその被扶養者が出産された時に協会けんぽ支部へ申請されると現在は1児につき42万円が支給されます。(産科医療補償制度に加入されていない医療機関等で出産された場合は40.8万円)
※多胎児を出産された場合には、出産された胎児数分だけ支給されますので、双生児の場合は、2人分が支給されます。

健康保険法施行令等の一部を改正する政令案として、社会保障審議会医療保険部会の「議論の整理」(令和4年12月15日)において「出産育児一時金の額は、令和4年度の全施設の出産費用の平均額の推計等を勘案し、令和5年4月から全国一律で50万円に引き上げるべき」とされたことを踏まえ、支給総額が引き上げられます。

令和5年4月1日からの支給額は、以下のとおりです。 
  

【現 行】: 本人支給分40.8万円+産科医療補償制度の掛金分1.2万円 = 支給総額 42万円
改正後】: 本人支給分48.8万円+産科医療補償制度の掛金分1.2万円 = 支給総額 50万円

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